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公開日:2026.05.23
小田原薬剤師会 小田原市と連携して熱中症対策強化 神奈川県内初の普及団体に指定
小田原市が5月14日、(公社)小田原薬剤師会(渡邊千括会長)を熱中症対策普及団体に指定し、市役所で交付式を行った。市によると神奈川県内では初という。
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この制度は、2023年の気候変動適応法の改正に伴い創設された。高齢者などの熱中症弱者への見守りや声掛けを促進することを目的とし、地域に根差した普及啓発などを行う団体等からの申請を受け、市町村長が指定する。
小田原市では民間施設にも協力を呼び掛けて「クーリングシェルター」を運用するなど、熱中症対策を進めてきた。その一環で今年4月から普及団体の募集を開始。審査を経て、同会を指定した。
同会は1948年に発足。現在県西2市8町で115薬局・約300人の薬剤師が所属し、薬の適正使用の推進や公衆衛生の向上、住民への健康増進活動を展開している。
記録的な暑さが続く昨今、薬局利用者への健康増進サポートや在宅訪問の中で啓発を行ってきたが、より地域に密着した活動とするため、今回申請に至った。
交付式には渡邊会長と市川和子副会長が出席。加藤憲一市長は「生活の中での声掛けは重要」と協力への感謝を述べた。また渡邊会長は「正しい知識を伝えることで、この地域から一人でも熱中症患者を減らすことができれば」と思いを語った。同会は今後、会員内で研修会を実施した上で高齢者を中心に予防行動の助言や相談に応じるほか、啓発活動を行う。
市消防によると昨年5月から9月末までの熱中症(疑い含む)による救急搬送件数は231件、うち約6割を高齢者が占めた。
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