第35回神奈川県高等学校総合文化祭放送情報部門大会の審査が11月29日に行われ、西湘高校演劇部(藤本美智子顧問・平井萌々香部長)が情報・現在課題解決部門で1位にあたる教育長賞に輝いた。
同部門は、進路や学校、友情など「今を生きる高校生が考える諸問題とその解決方法」についてテーマを決め、スライドで8分以内で解決法をプレゼンするもの。今回は新型コロナ対策として、プレゼンの様子を撮影した動画をもとに、内容や発表方法、資料の出来などが審査された。
同部では「高校生らしい服装」をテーマに、藪田子竜さん(2年)が中心となり、在学生170人にアンケートを取るなどし、高校生ならではの視点を交えて発表。藪田さんは「8分間1人で話し続けることが大変だったが、やり切ることができて良かった」と話した。
また個人でも、朗読の部で徳田陽菜さん(1年)が5位、アナウンスの部で矢野瑞彩さん(1年)が優秀賞、西野匠海さん(1年)が奨励賞と活躍を見せた。藤本顧問は「放送の部門での初挑戦だったが、良い結果を残せた。コロナ禍で上位大会が中止となり残念だが、今後につなげたい」と語った。