小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記
公開日:2022.08.06
UMECOで写真展を開催中の「山岳集団ベルククラブ」の代表を務める
室井 晁さん
小田原市栄町在住 87歳
山頂の感動が原点
○…ドイツ語で「山」を意味する山岳の専門家集団。1968年に立ち上げたメンバー3人のうちの1人。「山はいつも感動をくれる。今はコロナ下で休んでいるがまた登りたいね」と微笑む。
○…小田原生まれ。丹沢や箱根の山を見て育った。「5歳の時、近所のおじさんと丹沢の山を登ったな」。高校卒業後、友人の兄に連れられて登った金時山に”惚れた”。「頂上に着いたとき『おお、すげえ』って。その感動は今でも覚えている」。20歳を前にアラスカの山が取り持つ縁で米国大使館の文化交換局長からボランティアの定義を知り、仲間と養護施設で勉強指導や登山をするように。その後、山仲間の高校の後輩を通じ登山家の父を持つ約30歳上の愛好家と出会い意気投合。3人で吾妻連峰をスキーで縦走後、湯船に浸かりながらベルククラブを立ち上げた。
○…クラブは親睦を図るだけでなく社会奉仕活動にも力を入れる。「誰もがいろいろな体験ができる機会を」と、81年から約40年に渡って「身体障害者協力登山会」を開催。御嶽山から始まり、北海道の樽前山など39回、ボランティアも合わせ延べ1万人以上が参加している。継続できるのは「安全」に重きを置くから。行先の自治体等と連携を取るほか、現地調査で事前に5回近く登山。巻尺で階段の高さ等を測って臨む。車イスはさらし布で固定して持ち上げる。「ロープだと縛り付けているようで嫌で。楽しく登り山頂でスカッとした気持ちを味わってほしいんだ」
○…コロナ下で登山は休止中のため、少しでも人と人とのつながりの力強さを感じる場を作ろうとUMECOで会の活動写真の展示を決めた。「コロナが落ち着いたら近くの山から再開したい」と声を弾ませた。
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