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公開日:2022.09.24

小田原箱根商議所
市に「旧会館」寄贈提案
「市民活動等に利用を」 

  • 旧商工会議所会館

    旧商工会議所会館

 小田原箱根商工会議所(小田原市本町)が、2021年に現地に移転するまで使用していた旧会館(同城内)を小田原市に寄贈する提案をしていることが分かった。9月9日に行われた市議会建設経済常任委員会で、同商議所から提出された要望書(8月8日付)について、市が報告した。

 旧会館は地上5階・地下1階の鉄筋コンクリート造で1971年に建築。98年に耐震補強工事を実施済み。敷地(992平方メートル)は市所有で、契約満了時に商議所が建物を解体して返還することになっている。なお同敷地は、将来的な城跡整備計画の範囲内にあり建て替えはできない。

 鈴木悌介会頭は本紙の取材に対し、「建物はまだ使える。駅前で立地も良く、市民活動が活発化するような施設として利用いただければ」と考えを述べた。同商議所では寄贈が受け入れられた場合、空調や内装など施設修繕を行う考えも明らかにしている。

 同委員会内で市は、旧会館の解体費用の目安を9千万円〜1億5千万円程度とし、譲渡を受けた場合に市の負担となることを説明。一方で、商議所等の再整備に行政がその費用の2分の1〜3分の1程度を補助するケースがある中で、昨年の同商議所移転時には補助が行われていないことにも言及した。

 市では、建物は今後10年〜15年程度利用できると見ており「利活用の方策が図れるか」等を基準に、現契約の使用貸借期間である23年3月末までに寄贈を受けるか判断するとしている。

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