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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2023.03.04

「小田原ゆかりの刀剣」
小田原城天守閣で特別展

  • 展示品のひとつ、刀銘 賀州住藤原清平

 小田原城天守閣の4階企画展示室で3月12日(日)まで、特別展「小田原ゆかりの刀剣」が開催されている。

 小田原北条氏が治めた小田原は、甲冑や染物など「小田原物」と呼ばれる文物が生み出され、独自の文化が形成されていったという。

 刀剣もそのひとつで、特別展では天守閣収蔵資料から26点を展示。室町時代末から安土桃山時代にかけ戦国大名・小田原北条氏の治下で制作された刀剣群「小田原相州(末相州)」義助・綱広・綱家らの作例と、北条氏滅亡後の江戸時代の新刀期・新々刀期の作品を見ることができる。

 また4代当主・北条氏政が勝浦城(千葉県勝浦市)の正木十郎(時通)に宛てた『北条氏政書状(年未詳)正月26日』を初公開している。

 開館時間/午前9時から午後5時(最終入館4時30分まで)。入館料大人510円、小中学生200円。(問)小田原城総合管理事務所【電話】0465・23・1373

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