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公開日:2023.05.27

千代小150周年
30年前の自分に再会
タイムカプセルの開封式

  • 思い出の品々を取り出して懐かしむ当時の在校生

    思い出の品々を取り出して懐かしむ当時の在校生

  • 30年後の自分への手紙(提供)

    30年後の自分への手紙(提供)

 小田原市立千代小学校(菴原(いおはら)晃校長・児童数540人)で5月17日、30年前に校庭に埋めたタイムカプセルの開封式が行われた。

 タイムカプセルは1993年に開校120周年記念事業の一環で、30年後に迎える150周年に合わせて開封するために埋められた。昨年、30年前にPTA会長を務めていた古宮研三さんら役員が実行委員会を結成して同校と、地域活動を行う「上府中地区まちづくり委員会」と協力して開封の準備を進めてきた。開封式の開催はチラシの配布や当時の小学6年生にハガキを送付するなどして知らせた。

 カプセルを埋めた場所がはっきりしなかったことと、収蔵品の状態を確認するために4月27日、試し掘りが行われた。約5時間かけて掘り返して現れたコンクリート製のカプセルは、中に水が入っている状態だった。その中にビンやビニール製の袋に各々の思い出の品が入っていたが、多くが濡れてしまったり錆びていたため、すべて取り出し持ち主が分かるもの等を分別した。

 晴天の中で迎えた式典には、当時の在校生約140人が集まった。学年ごとに分けてビニールシートで覆われた収蔵品が、合図とともに披露されると、会場には大きな歓声が広がった。ビンや袋には給食献立表やカセットテープ、「お父さんのようにしっかりやってるかな」などと未来の自分に宛てた手紙などが入っており、参加者は30年前の自分や友人との再会に声を弾ませた。またこの日、在校生もカプセルが埋められた年に作られた曲『緑の地球』を合唱するなど花を添えた。

 実行委員長を務めた古宮さんは「こんなに多くの方が来てくれるとは思わなかった。たくさんの笑顔が見られてよかった」と振り返った。

 収蔵品は約半年間、同校で保管される。

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