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公開日:2026.04.18

箱根町消防 救急出動と搬送数が過去5年で最多

  • 過去5年の救急状況(上)と25年の搬送者の内訳

    過去5年の救急状況(上)と25年の搬送者の内訳

 箱根町消防本部はこのほど、昨年1年間の救急業務活動状況を発表した。出動件数と搬送人員は、ともに過去5年で最多を更新。観光客を中心とした流動人口の増加が要因とみられ、観光や就労目的で来日した外国人などの搬送者数も2年前から倍増した。

 同本部によると、2025年の出動件数は2180件(前年比92件増)、搬送人員は1911件(同9件増)。搬送者の内訳は、管外居住者が1043人で管内居住者(690人)の約1・5倍に達し、観光客の割合は約4割に上った。

 年間約2千万人の観光客が訪れる箱根では、インバウンド需要を受けて外国人の搬送人員も増加傾向にある。近年は就労目的の来日も多く、外国人などの搬送数は2023年の91人から178人へと倍増した。

翻訳アプリで対応

 搬送者の「多国籍化」が進む中、同本部では日本語が話せない外国人への対応として総務省が公開している多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」を活用。外国人からの119番通報時には、通訳を介した3者通話が可能な電話通訳サービスも使用して本人からの情報収集を行うという。

 ボイストラはスマートフォンに話しかけることで30カ国以上の翻訳言語を画面に表示することができ、音声出力も可能という。同本部によると文字と音声によって必要な情報を素早く聞き取ることができるため、「現場で言葉の壁を感じることはほとんどなくなった」と話す。

 一方で、翻訳アプリを介したやり取りは日本語での会話よりも時間がかかり、現場滞在時間が延びるといった課題もあるという。町には大きな医療機関がなく小田原市や静岡県御殿場市など遠方の医療機関に搬送する必要があるため、「引き続き搬送時間短縮に向けて取り組みたい」としている。

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