足柄版 掲載号:2011年4月23日号
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修復作業完了し観音像戻る 保福寺 十一面観音立像

◀虫食い防止処置や剥げ落ちた箇所の修復がされた
◀虫食い防止処置や剥げ落ちた箇所の修復がされた

 南足柄市内山にある保福寺(1363年創建)に収められている、県指定重要文化財の木造十一面観音立像が、平成22年7月から行われていた修復作業を完了し、同寺に戻ってきた。

 県の美術工芸品保存修理事業と、公益法人住友財団の補助金で行われた修復作業では、虫食い防止処置や剥げ落ちた箇所を修復した。費用は約166万円。

 十一面観音立像は平安時代末期の作で、像高161・5cm、左ひじから先の部分と、腕から垂れている天衣以外は一本のヒノキ材から彫り出されている。駿東郡大森の地から相模に進出してきた大森頼明の持仏だったと伝えられている。

 もともとは保福寺の近くにある「御堂(みどう)」という集落のお堂に祀られていたが、明治時代にお堂の老朽化に伴い、同寺に預けられることになったという。

 古くから地域の人々に親しまれていた観音像は現在でも1年に1回行われる観音祭や、月に1回、毎月17日には地域の女性による「観音講」が行われており、御詠歌が唱えられている。

 同寺は「地域の方に親しまれている観音様が綺麗になって戻ってきました。皆様にお参りして頂きたい」と話し、修復前には厨子に納められていた像を、この修復を機に厨子から出して、観音像の全体が見えるようにしている。
 

▲修復前
▲修復前

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