あしがら写中 Vol.26
松田山ハーブガーデンについて▽指定管理者公募の不調を取材するなかで松田山の西平畑公園の魅力ともったいなさを再認識した▽公園内にある町直営の駐車場は１回５００円の有料だが気まぐれ徴収で有名だ。管理小屋に人がいれば有料でいなければ無料。おもてなしや経済活性化を標榜する町には何とも似つかわしくない状態だ▽そんな駐車場も見方を変えれば便利で儲かる様相が思い浮かぶ。松田山の向こうにある寄地区やシダンゴ山、宮地山、虫沢古道、はなじょろ道、高松山などへのハイキングコースの発着点としての魅だ。話題の山ガールや秦野市の山プロモーションに協力した山と渓谷社なんかに営業すれば注目度もアップするだろう。無論ハイキング道の手入れは不可欠だ▽イルミネーションや足柄平野の夜景、富士山の眺望は「インスタ映え」しＳＮＳでの拡散も期待できる。東名の上下線から見える円筒状の白いハーブ館はネーミングライツの可能性も秘めている。保土ヶ谷球場の年間２７０万円と比べてもいい勝負ができる。松田には乾杯条例もある。すべてはお客様の「うまい！」のために。がんばろう松田。
