浅尾慶一郎氏と国と県の政策連携を語る
県議会議員自民党杉本とおる

コロナ禍からの脱却

杉本　経済対策や観光振興のまちづくりは、神奈川に必要な政策に位置づけられます。

浅尾　日本を支える経済、インバウンドは地域活性化の原動力になります。

杉本　近年、足柄上地域はアウトドアを中心とした体験観光という面でも注目のスポットです。また、県西地域は県が進める未病の戦略的エリアであり、大井町にはその拠点となる「ビオトピア」もあります。

浅尾　県西地域には、日本を代表するような観光地がたくさん揃っていると言えます。

杉本　その観光関連産業がコロナで大きな打撃を受けました。大半は中小企業です。

浅尾　Ｋ字回復とも言われ影響はマチマチですから、必要なところへの対策が不可欠です。

杉本　インバウンドはもちろん、アクセスや観光資源に恵まれた県内の観光需要が回復すれば、県西地域にも大きな追い風となります。しっかりと支えていきましょう。

浅尾　神奈川は通勤圏として住環境が充実しているのも利点です。

杉本　ＤＸの進展でオフィスの流動性も高まっており、通勤や通学の利便性だけでなく、趣味も思い切り楽しめる生活環境への分散は進むでしょう。身近な地域に投資し、一層魅力を高める必要があります。国の協力が必要です。

人口と防災

浅尾　「人口減少」問題がある中、神奈川県では都市部がけん引する形で人口が増えています。

杉本　県西部では減少傾向が続いていますので、関係人口の創出や移住定住促進に向けた施策と工夫が求められます。また、山間部は特に自然災害対策も早急に進めなければなりません。

浅尾　防災には大きな費用を要しますが、一人当たりで見た神奈川県への予算配分は十分とは言えません。今後もしっかりと取り組みます。

杉本　国と県が命を守る予算を十分に確保してもらいたいです。

浅尾　経済・観光や防災は国・県の政策が住民の生活に直結することが多くなります。連携を深めましょう。

杉本　経済が上がり、安心な暮らしを築くため、一緒に頑張りましょう。

企画・製作／杉本とおる事務所【電話】０４６５・７５・３００１