昴書道会会長・修文書芸会主宰　大島修穂さん　書業50周年・還暦記念
書展「原点〜今を書く」
11月２日（水）〜６日（日）　小田原市銀座通り｢飛鳥画廊｣

出品作品「有為天変」（２ｍ×２ｍ）
大島修穂さん

　書道家・大島修穂（しゅうすい）（雅文）さん（60・小田原市栢山在住）が、11月２日（水）〜６日（日）に書展「原点〜今を書く」を開催する（後援／神奈川新聞社、ＦＭおだわら）。

　飛鳥画廊（小田原市栄町／銀座通り）で、午前10時〜午後６時（最終日５時）、入場無料。

　現在、昴（すばる）書道会と修文書芸会で会長、主宰を務めている大島さん。「書業50周年」と「還暦」という節目に合わせ個展の準備を進めてきた。

新作、海外受賞作、小学生時代の作品も

　大島さんはこれまで、国際芸術グランプリ（フランス）のフランス県議会賞、文部大臣奨励賞、神奈川県知事賞、全日本書道連盟賞など多数受賞。また、自身が卒業した桜井小、城北中の周年記念額やＰＴＡ広報紙題字、小田原高の創立１００周年記念碑「発祥之地」（ＪＲ小田原駅東口ロータリー）の揮毫なども手掛けている。

　今回の個展では、貴布禰総本宮貴船神社（京都府）奉納作品『神水』、全紙６枚つぎの大作『書一途』などの最新作品、ハワイ州立大学収蔵作品『波』（※類似作品）、さらに「入門直後」という50年前の小学４年生から、中学、高校、専門学校、大学時代の作品など約30点を展示する。

　大島さんは「特に小学校時代は決して上手ではなく、『こんな人が書道家になったんだ』と感じるような作品」といい、「成長する過程をご覧いただき、『継続する』ことの良さを感じていただければ」と話している。

　会期中、大島さんは会場に常駐予定。問い合わせは大島さん【電話】０９０・３０６０・３８５０。

昴書道会

小田原市栄町2丁目１３-１２（飛鳥画廊）

TEL:090-3060-3850