足柄 人物風土記
公開日:2023.05.13
足柄ばやし保存会の会長を務める
中村 年仙(としのり)さん
南足柄市塚原在住 79歳
魅せる演奏で町を元気に
○…金太郎まつりや開成町あじさいまつり、大井町産業まつりなど、足柄地域の様々な行事に参加してきた「足柄ばやし保存会」。笛1人、鉦(かね)1人、大太鼓1人、小太鼓5〜7人を基本構成とし、賑やかながらどこか哀愁を帯び、ゆったりとした演奏が特徴だ。「演奏をすることで地域を元気にできると思う。この伝統は次世代に繋いでいかなくちゃ」と笑みをこぼす。
○…幼い頃から地元塚原の祭りが好きだった。7歳から太鼓を始め、26歳の時には仲間とともに、戦争で途絶えていた地元の祭りを復活させた。「山車や屋台は地域の宝物だと思う。こんな良いものを倉庫に眠らせたままにはできなかった」と当時を振り返る。50歳の頃、幼い頃から親しんできた足柄ばやしの保存会に入会。腕に覚えのある太鼓の演奏で、足柄各地のイベントを盛り上げてきた。
○…富士フイルムに入社後、同僚に誘われたビッグバンドで未経験ながらドラムを担当。叩くことは一緒とすぐに熱中していった。また、ドラムの技術である3連符の組み合わせなどを太鼓の演奏に取り入れ、積極的に足柄ばやしの進化に取り組んでいる。「魅せる太鼓でかっこいいと思ってもらい、次の世代に興味を持ってもらいたい」と微笑む。
○…会長を任されて今年で3年目。これまではコロナ禍で演奏する機会が限定されていたが、町が再び元気を取り戻そうとしている今こそ、出番だと考えている。「東日本大震災の時も祭りが復興の助けになった。足柄ばやしも地域を盛り上げる力を持っている」と、今年の祭りに向けてメンバーと練習に励んでいる。伝統を守りながら、地域に元気を―。足柄の盛り上げ役の1年が始まった。
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