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足柄 社会

公開日:2026.09.19

【防災の日特別連載VOL6】 クラッシュシンドローム

  • クラッシュシンドローム (写真1)

 大井町地域防災マネージャーの黒木研治さんによる連続コラムの最終回は「クラッシュシンドローム」です。

* * * * *

 クラッシュ症候群をご存じですか?倒壊家屋などの下敷きになった人が、長時間の圧迫で手足の筋肉細胞が傷つき、細胞内のカリウムやミオグロビンなどが圧迫の除去後、一気に流れ出した際に起きるもので、重症の場合には心停止や急性腎障害などを起こす場合があります。

 救助前には意識があり会話ができても、圧迫を解除した後に突然、容体が悪化して死亡することもあります。現場の対応は平時と有事とで異なりますが、現場に医療が届く状況であれば、むやみに重量物を動かさず、直ちに119番へ通報し、保温や声掛けを行い救急隊の到着を待ちます。到着後、医療者が点滴(静脈内輸液)を行うことが重要になります。

 大災害時、救急隊や医療が現場に届くことが出来ない状況の場合、市民が救出し、出来るだけ水分を飲ませながら早く透析できる医療機関に運ぶのがベターだとする意見もあります。

■監修/法政大学(医学博士)伊藤マモル先生

■引用/NPO法人災害・医療・町づくり理事 安田 清 先生

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