「水無川沿いに芝桜の名所を作ろう」と活動しているNPO法人「水無川(みなせ)芝桜の会(井上正行理事長)」が3月7日・8日に芝桜の植栽を行った。
同会は2008年に設立。中央運動公園前を流れる水無川の左岸、水無瀬橋から富士見橋までの約800mに2万株を超える芝桜を植え、年間を通して草取り、水撒き、害虫駆除などの管理をボランティアで行っている。
今回は30人ほどが参加し、用意した5000株をポットから取り出し根をほぐしながら丁寧に植えていった。
約200人の会員には、市内生花店のグループや造園業者も参加しているが、設立当時のメンバーの大半が芝桜の育成は未経験だったという。
井上理事長は「芝というくらいだから、一度植えたらあとは時期が来れば勝手に花が咲くと思っていた。とんでもなかったね」と苦笑い。思うように生育が進まず枯れてしまう株もあり、これまで植えた芝桜は、今年も含めると約40000株にもなる。
ここ数年は役員たちが、埼玉県秩父市や群馬県太田市などの芝桜の名所まで視察に行き、担当職員から育成方法などを学んできた。
同会では、同所の河川敷を会場に4月いっぱい「芝桜まつり」を開催する。15日(日)には特別イベントを開開催するという。「今年はつぼみの育成も良いので期待できます。市民の皆様にぜひ楽しんでいただきたい」と話している。
同会では、区画を受け持って草取りなどをする「芝桜の里親(無料)」を募集している。一般会員・賛助会員(1口1000円)も随時受け付けている。参加はグループでも可。
問合せは同会事務局【電話】090・7225・9902安藤さんまで。
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