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秦野 人物風土記

公開日:2017.04.22

秦野市PTA連絡協議会会長に就任した
森谷 忠さん
戸川在住 45歳

出会った縁を大切に

 ○…「和〜小さな輪から大きな和へ」。今年度のスローガンに秦野市内の学校全体で大きな輪を作りたいとの思いを込めた。「学校によって様々な事情や課題がある。その学校だけで悩むのではなく、みんなで助け合えるような文化を作りたい」と力強く語る。

 ○…1971年、秦野市出身。南小、北中を経て旧大秦野高校に進学。高校卒業後は町田にある経理関係を学ぶ専門学校を経て、秦野市内の金融機関に就職した。その後、企業の福利厚生業務を行う会社に転職したのち、現在は保険会社の代理店業務を行っている。 ○…北中入学を機に始めたソフトテニスは30歳まで続けた。「親戚がやっていたことがきっかけで入部した。ソフトテニスは基本的にダブルス。ペアを組む相手とお互いに助け合いながら戦うチームプレーのおもしろさや楽しさがあるんだよ」と笑顔で話す。膝を痛めてしまい、ソフトテニスから離れていたとき、秦野市ソフトボール連盟に加盟しているチームを知人から紹介された。「野球より距離が短いからできるかなと思って行ってみたら予想以上にハードでびっくりしちゃった」と笑顔。それでも「このチームに所属していなかったら、出会えなかった仲間もいる。様々な年代の人と話しができ、交流できるから楽しいんだよ」とほほ笑む。

 ○…24歳のとき結婚。2男1女を授かった。中学生になる次男は小学校1年生から野球を続けている。「うまい下手よりも、続けることが大事。辛いときや苦しいときもあると思うが、チームプレーを通して仲間を思いやる気持ちを持ってほしい」と話す。現在は自身の両親と弟と8人暮らし。「夕食に全員揃うことはなかなか難しいが、家の中はいつもにぎやかだよ」と語る。「子どもたちは今が1番お金がかかる時期。健康第一でがんばって仕事していかないと」。会長としての熱い思いの中に父親の一面が垣間見えた。

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