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秦野 人物風土記

公開日:2022.08.12

秦野観光和太鼓の代表を務める
相原 啓子さん
蓑毛在住 64歳

広がる音楽 つながる輪 

 ○…クアーズテック秦野カルチャーホール大ホールで、20周年記念公演を行う秦野観光和太鼓の代表。近年はコロナ禍でイベント出演や公演ができずにいたが、今年は同施設の市民広場のイベント「サタフェス」への出演など、活動の場が戻りつつある。今回の記念公演も2年越しの実施であり、「サタフェスでの出演で、多くの方が応援してくれていると改めて知った。記念公演も楽しんでもらいたい」と思いを語る。

 ○…同会立ち上げ時の公演に行ったことが加入のきっかけ。自身が知る「音楽」との違いを目の当たりにし、「別の世界を見た感じだった」と当時を振り返る。娘と一緒に同会に申し込み、設立時からのメンバーとして活動してきた。代表になったのは、加入から2年ほど経過した後。「和太鼓は頭も体も使う音楽。楽譜がなく、口伝えで教えてもらうところに面白さがある」と魅力を熱く語る。

 ○…「小さいころから音楽の先生になりたかった」と話し、音大卒業後は自宅で音楽教室を開いてピアノやマリンバなどを指導してきた。教え子と設立したパーカッショングループでも活動するなど、精力的に音楽に携わってきた。13年ほど前から、縁あって高校教師に。現在は秦野曽屋高校で音楽を教えており、「音楽に興味がない子にも教えるのが魅力です」とほほ笑む。

 ○…「和太鼓を始めて得たものは、人とのつながり」と胸を張る。活動を通じて、他団体やファンとの出会いに恵まれたという。今回の記念公演でゲスト出演する秦野のよさこいチームも、サタフェスでの共演がきっかけだ。これからも出会いを大切に「秦野市の活動としてPRし、イベントをさらに盛り上げていきたい」と展望を語った。

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