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公開日:2022.10.14
秦野市老連
たばこ音頭を披露
ねんりんピックステージで
秦野市老人クラブ連合会(菊地繁雄会長)が11月13日(日)に行われる「ねんりんピックかながわ2022」の地域文化伝承館ステージで「秦野煙草音頭」を披露することになり、踊り手15人が本番に向け練習を重ねている。
全国健康福祉祭(愛称・ねんりんピック)はスポーツや文化種目の交流大会をはじめ、健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ、主に60歳以上の高齢者を中心に健康の保持・増進、いきがいづくりなどを目的に行われている。神奈川県内では初開催となり、11月12日(土)から14日(月)まで県内各所で様々な種目を実施。秦野市も弓道と軟式野球の会場となっている。
地域文化伝承館ステージは、同大会の文化体験ゾーンで実施されるもの。当日は音楽や寸劇、伝統芸能などが披露される予定で、その中に秦野たばこ祭のメインイベントのひとつ「たばこ音頭パレード」で披露されている「秦野煙草音頭」が選ばれたという。
演技指導は同連合会に所属し、たばこ祭でも踊り手を務めている秦野市レクリエーション協会会長の村上志津子さんが担当。ステージ映えを意識し、背の高さなどを考えて各地区から踊り手15人を選抜した。構成も工夫し、「たばこ音頭パレード」でもなじみのある動きを見せるため、初めは円を描くように流し踊り。その後、ステージに向かってその場で形を見せるように踊ることにしている。
8月20日に顔合わせと簡単なフォーメーションを決め、10月1日には秦野市保健福祉センターの多目的ホールを使い、実際のステージの大きさを想定した練習を実施。10月15日、11月5日に予定している練習を経て、本番を迎えるという。
踊り手をまとめる村上さんは「神奈川県で初めて行われるねんりんピックの舞台に、秦野が出られるということを光栄に思います」と話す。かつて秦野では葉タバコ耕作が盛んだったこと、それが秦野の発展につながっていったこと、その中で「秦野煙草音頭」が生まれたという秦野の歴史についてもステージを通じて伝えたいといい、「華やかな衣装も見所のひとつです。今回、とてもいいチャンスをいただいた」と本番に向け意欲を燃やしていた。ステージは神奈川県民ホール(横浜市中区山下町3の1)小ホールで、午前10時から午後5時まで。
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