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公開日:2025.08.22

「対話と思いやりで平和を」
鶴巻中生が式典に初参加

  • 「平和への誓い」を読み上げる鶴巻中の生徒ら

 終戦から80年の節目を迎えた8月15日、「秦野市戦没者追悼平和祈念式典」が平和祈念公園(平沢)で行われた。今年は次代を担う若者を代表し、初めて鶴巻中学校の生徒7人が出席して式の司会進行なども務めた。

 秦野市出身の戦没者数は1686人。毎年、戦没者の追悼と平和祈念のため、戦没者の遺族や市長、市議会議長、県議会議員らが参列し、式典を行っている。

 式典に参列した遺族代表の三杉克篤さんは、戦争体験を次世代へ語り継ぐ県の語り部。昨年度、鶴巻中2年生は三杉さんの平和学習を受講した。3年生になった今年度も、修学旅行で広島へ行き学習を積んできたことから、今回初めて若者を代表し式典に臨むことになった。

 当日は、鶴巻中の生徒会や学級委員ら7人が司会進行を務めた。また「平和への誓い」も発表。「平和とはただ戦争がない状態のことではなく、言葉で分かり合い、違いを受け入れながらともに暮らしていけること」と定義し、「未来を生きる者として、命を大切にし、他人を思いやり、平和で穏やかな世界を作るための行動を積み重ねていきます」と力強い言葉で誓った。

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