横浜市立茅ケ崎台小学校(宇佐美公敏校長)のPTA(大隅めぐみ会長)が11月17日、平成29年度優良PTA文部科学大臣表彰を受賞した。
この表彰はPTAの健全な育成と発展を目的とし、優れた実績を残したPTA団体をたたえるもの。今年度は全国で132団体、県内では9団体が選出された。
同PTAは日頃から親子での校内清掃に努め学校環境を整える活動や、児童の登下校の見守りパトロール、交通安全教室の実施など積極的な防犯活動を行っている。PTA内部だけで活動を完結させず、学校と地域全体が強く結びついていることなどが評価され、今回の受賞に至った。
今年で会長就任4年目となる大隅会長は「会員同士がさまざまなアイデアを出し合い、今まで受け継がれてきたPTAの活動を進化させた結果が実を結んだ」と喜びを語った。
行政と連携も
同校は学校児童数719人に対して、保護者と教職員含む525人がPTA会員。大人数だが情報交換を密にし、PTA本部がしっかりと機能しているのが特徴だ。
「わっしょい ちがだいまつり」と題した地域全体を巻き込んだイベントなどを通して、学校関係者や地元町内会、近隣の小・中学校との絆を構築。また都筑警察署や都筑土木事務所らと協力し、学区内の危険箇所について話し合う「スクールゾーン対策協議会」では、横断歩道の塗り直しや看板設置など、地域の子どもの安全確保のために意見を出し合い改善を図っている。
同PTAのキャッチコピーは「孤立しない子育てを」。大隅会長は「大人の得意を引き出し、輝ける場を作っている。大人が笑わないと子どもも笑わない。多くの人と交流し楽しむことが大事」と笑顔を見せた。宇佐美校長は「優秀なPTAに支えられ非常にありがたい。今後も地域と共に子どもを育てていきたい」と話した。
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