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旭区版 掲載号:2012年1月26日号 エリアトップへ

「(社)横浜市幼稚園協会旭支部」の支部長 三輪恒嗣(こうじ)さん 旭区在住 61歳

掲載号:2012年1月26日号

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保育は「日々勉強」

 ○…2008年支部長に就任。現在支部には22園が加盟している。支部では保護者向けの講演会や新任教諭の研修など、さまざまな取り組みに奔走する。「保護者への子育て支援など改善すべき課題はある。支部でしっかり連携し、子どもたちが幼稚園生活で成長できるよう力を尽くしていきたい」と話す。

 ○…自身が園長を務めるのは、善部町にある「横浜三輪幼稚園」。家庭的な雰囲気を大切にしており、教諭は園児のことを一人ひとり把握するなど、クラスや学年を越えて交流する。「保育は一生の基本。子どもたちは自分で育つ力を持っているので、それを支援する保育が重要」という。同園は1969年に設立。親子で通う園児や、教諭の卵として、実習で卒園生が来ることも。「立派に成長したなあと思うし、懐かしい顔を見るとやっぱり嬉しくなるね」

 ○…幼稚園の運営は、自身の両親がスタートさせた。「当初は右も左もわからなかった。とまどうこともあったが、まずは子どもたち一人ひとりの顔と名前を覚えることから始めた」と振り返る。「この仕事は、学校で学んだ知識だけではできない。実践しながら過程を振り返り、出てきた反省点や課題を改善していかなければ」。保育の世界に携わって30年以上。それでも「毎日勉強。新しいことに対応できるよう、実践を伴って、専門性を高めていく」。市幼稚園協会では「特別研究委員会『3』」に16年所属。「どの子にもうれしい保育の探究」をテーマに、障害を持つ子どもたちとどのように関わるかなどを研究している。

 ○…子どもを預かる立場として、地震の問題に気を配る。園は免震構造だが、例えば交通機能が遮断されたとき、保護者と連絡がとれないときなど、非常事態に備えた対応にも力を入れていく。「地震の問題は常に考えている。自分たちに何ができるか、何をすべきかを考え取り組んでいく」
 

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