昨年の衆議院議員総選挙で再選し、国土交通大臣政務官と復興大臣政務官を兼務する自民党の坂井学氏。本紙では現状の課題や意気込みについて話を聞いた。
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――政務官とは。
「政務三役の1つ。与党と役所のつなぎ役や大臣の代理で会議にも出席する」
――被災地の現状は。
「街づくりを考える余裕が生まれた被災者と自治体の復興計画に意識のズレが生じている。例えば大槌町の商店街建設。建設予定地は人口減少が激しく、利便性を考慮しても商店主は仮設店舗がある現在の土地を望んでいる。一度立ち止まり議論する勇気が必要だ」
――復興が遅れないか。
「速度も重要だが、単なる復旧で終わってはいけない。被災地では震災後に若者の流出が加速して過疎化が激しい。東北の若者と交流会を開き、魅力ある街について対話を続けている」
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