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南区版 公開:2013年10月3日 エリアトップへ

「蒔田の吉良」歴史探る 地元住民らが研究会発足

文化

公開:2013年10月3日

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供養塔がある勝国寺
供養塔がある勝国寺

 「忠臣蔵」で赤穂浪士に討たれた吉良上野介が蒔田にゆかりがあったことから、地元住民らが「蒔田の吉良歴史研究会」を立ち上げた。

 室町時代に分家したとされる吉良家。愛知県の本家は討ち入りをきっかけにお家断絶となったが、分家はその後も続いた。室町時代に世田谷から蒔田に移り住み、そこが蒔田城(現在の横浜英和女学院)となった。そばの勝国寺には、今も供養塔が残る。

 吉良の歴史を知ってもらおうと、2010年、12年には蒔田連合町内会が吉良や赤穂浪士の格好をした子どもに地区内を練り歩いてもらう祭りを行った。

 この祭りで中心的な役割を果たした「旅館松島」の女将、島田紀子さんが「蒔田や関東に残る吉良の歴史をもっと探りたい」と研究会の設立を決めた。

 島田さんによると、吉良邸があった世田谷城の城跡保存を目的にした市民団体があり、歴史研究を行っている。同研究会は、こうした団体と交流しながら、まだ知られていない蒔田の吉良の歴史を調べていく。

 最初の活動として、10月21日には世田谷のメンバーとともに愛知県を訪ね、吉良家代々の菩提寺などを見学する1泊2日の旅行を計画。参加費は2万5千円。

 旅行、研究会への問い合わせは旅館松島【電話】045・731・2720。

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