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公開日:2026.07.11
NPO法人ひだまりの森 「共に在る」姿勢訴え 20周年、ひきこもり支援者が講演
横浜を拠点に活動し、子育て期の相談に応じているNPO法人「ひだまりの森」が6月26日、南区のフォーラム南太田で設立20周年を記念した講演会を開いた。市民ら約50人が参加し、一般社団法人「ひきこもりUX会議」代表理事の林恭子さんが「ひきこもるこころを理解する」と題して講演した。
林さんは2016年から「ひきこもり女子会」を主宰し、家事手伝いなどに紛れがちな女性当事者の可視化に取り組んでいる。
講演では、母親との関係に悩むひきこもり当事者が多い現状や、昭和の価値観を持つ親世代と就職氷河期世代の子のギャップを指摘。周囲が他者と比べたり、将来へのプレッシャーをかけたりすることは「傷口に塩を塗る行為」であるとし、「家庭では何げない雑談が続く関係づくりが大切」と語った。
また、支援のあり方について林さんは「支援者が5段登ればいいと思う階段も、当事者にとっては1千段くらいの感覚で、かなりの差がある」と強調。専門知識よりも、当事者を「たまたま困難な状況にあるまともな人」と捉え、横に並んで同じ未来を見る「共に在る」姿勢とまなざしの重要性を訴えた。
同法人の林順子理事長は「あっという間の20年だったが、これからもゆっくりゆっくりと進みたい」と展望を述べ、節目を締めくくった。
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