西谷駅付近で5月26日、「相鉄・JR直通線、西谷トンネル他工事シールド貫通式」が行われた。
西谷トンネルは、2018年度内の開業を目指している「相鉄・JR直通線」のうち、西谷駅と羽沢駅をつなぐ1441・6mのもの。昨年1月18日から掘削工事を開始し、今月1日に無事貫通した。同式典は、それを祝うためのもの。
この日は発注者や施工業者のほか、地元の自治会町内会役員ら約70人が出席。現場責任者による工事経過報告後はシールド貫通セレモニーや鏡割りが行われ、出席者全員で貫通を祝った。
工事経過報告を行った大成・東急・エス・ケイ・ディ特定建設工事共同企業体作業所長の和田幸治さんは「途中、帷子川分水路トンネルや環状2号線、国道16号など難しい箇所もありましたが、無事に貫通することができたのは地元の方々のご理解のお陰です」と話した。今後は、約1年かけてトンネル内をコンクリートで固める工事を行うという。
事故もなく無事に貫通したことで、この日集まった地元関係者らは一様に喜びの表情を見せていた。
利便性向上に期待
「相鉄・JR直通線」は、相鉄本線西谷駅からJR東海道貨物線と接続する仮称・羽沢駅をつなぐもの。羽沢駅から東急東横・目黒線の日吉駅をつなぐ「相鉄・東急直通線」と接続することで、渋谷や新宿方面への所要時間が短縮される。相鉄本線二俣川駅から新宿までは、約15分短縮される予定。沿線の利便性向上が見込まれている。
当初は来年度中に開業する予定としていたが、昨年4月に3年ほど遅れると発表されていた。
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>