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公開日:2026.03.19
小机消防団
団員募集にAI駆使
動画で若者にPR
港北消防団第一分団第3班(小机消防団)の北田修班長が、生成AIを活用した独自のPR動画とポスターを作成し、団員募集に奮闘している。動画サイトや町内で公開され、ユニークな取り組みとして注目を集めそうだ。
PRの第1弾として動画サイトで公開されたのが、アニメ調の女性4人組アイドル「AQUA☆FIRE」が歌うオリジナル応援ソング『横浜の街、眠らない夜に』の動画だ。すべて生成AIで作曲・制作されている。さらに、この動画をより多くの人に見てもらうため、視聴用の二次元コードを掲載したポスターやチラシを各50枚以上作成した。町内会掲示板や地元商店街の施設、団員が営む自転車店などに掲出してもらい、「応援してくれる人がいる」というメッセージを町に発信している。
北田班長が所属する3班は名簿上は25人の団員がいるものの、実質的に活動できるのは10人未満と不足しており、有事の際の対応に課題を抱えていた。コロナ禍を経て活動への参加がさらに減少する中、「古い人に頼るだけでなく、新しい人を呼び込むために文句を言う前に自分で何か行動しなければ」と発起した。外資系金融機関などのIT部門で長年培った知識を活かし、画像や音楽の生成AIを用いたPR作戦に打って出たのだ。キャッチーな音源や、町中に若者の興味を引くアイドルや男性ユニットのポスターを貼ることで入団への機運醸成を図る。広報にかかる費用は消防団の予算内に収めた。
制作活動は進化を続けており、第2弾として実写風の男性ユニット版を発表済み。第3、4弾として、「AQUA☆FIRE」のポップ調の新曲と、日産スタジアムでのライブを模した実写風の音楽動画も完成間近だという。今後は子どもとその親世代をターゲットに、オリジナルのゆるキャラや、戦隊ヒーロー「ファイヤーガーディアン」の展開、缶バッジなどのグッズ制作も構想している。北田班長は「まずは消防団の存在を身近に知ってもらうことが第一歩。多様な世代に興味を持ってもらえれば」と意気込んでいる。
港北消防署小机出張所長の杉村友希さんは「若い団員不足が課題の地域。これまでチラシ配りなどしてきたが、効果が薄かった。今回、どうしたら若者を取り込めるか考えてくれ、興味を引かせるコンテンツを作ってくれた。自分の地域を自分たちで守るという意識、想いを強く感じる。ほかの地域にも広げていけたら」と、感謝と期待を込めて話した。
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