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海老名・座間・綾瀬 人物風土記

公開日:2011.12.09

海老名市民吹奏楽団の団長
馬場 伸一さん
国分寺台在住 58歳

夢中になると止まらない



 ○…市内の楽団で最も歴史のある「海老名市民吹奏楽団」の団長。今年で23回目を迎える、年に一度の定期演奏会を12月18日に文化会館で行う。今年は市制40周年を祝うとともに、東日本大震災の復興を祈願した演奏を披露する。「震災の影響で2カ月近く練習をすることが出来なかったけれども、見ている人と一緒に楽しめる空間にしたい」と準備は万端だ。



 ○…会社の同僚に誘われたのがきっかけで19歳のときにクラリネットを始めた。「自分にもできるかも」と感じてから、約40年が経った。もちろん当初は楽譜を読むことすらできなかったが、仕事をしながら個人レッスンを受けに行ったり学校へ通うなど、どんどん音楽の世界にのめり込んでいった。「周りの人は小さい頃から音楽に触れていた経験者だったけれども、年齢を気にしないで長くやっていれば誰でも出来ますよ」。25年前の創立メンバーで残っているのは、たったひとり。自身の合言葉は”継続は力なり”。



 ○…趣味は体を動かすこと。毎朝、駅まで歩き、毎週金曜日には飲み会などには目もくれずテニススクールに通う。「僕の生活には運動不足なんてありえないんですよ」とニッコリ。好奇心が旺盛で、やりたいことは両手では数えられない。「よく定年後に何をしようと言う人がいるけれど、僕には考えられないんですよ。定年を迎えるのを楽しみにしてます」



 ○…最愛の娘は小学6年生。休日は娘のために時間を費やす。「好きなことを自由にやってほしい。自分もそうやってきたから」と父親の顔を見せる。地域密着をコンセプトに、自主参加のもと構成されている市民楽団。近頃は親子で団員になる人もちらほら。「あっという間の25年。海老名で50年、100年続くような楽団にしていきたい」と熱い眼差しを見せた。一人一人の音が集まって、人々を感動させる音楽へと仕立てていく。

 

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