三浦版 掲載号:2011年3月25日号

感動は地震に負けなかった

発達障害児を抱えるイクメンパパのステージ

打切り後避難場所で再び歌声が響いた
打切り後避難場所で再び歌声が響いた

 3月11日、東日本大震災の大きな揺れが三浦市内も襲ったそのとき、市青少年会館では自身の子も抱える発達障害についての理解を広めるトークライブ活動を行なっている、うすいまさとさんのステージがクライマックスに-。すぐに全員が外に避難したが、来場者らは不安の中でも感動が忘れられず、強いリクエストにより避難場所で再びライブが行なわれた。

 バチッ-その瞬間ライトが消え、暗くなったステージでそれでも歌い続けようとしたとき、大きな揺れが起きライブは打ち切られた。

 しかし、そこでステージは終わらなかった。会場の外に無事全員が避難し落ち着きを取り戻すと、誰からともなくうすいさんに近寄り、感動やお礼の言葉を送り握手。写真撮影…。

 そしてその場でもう1曲聞きたいという声が起こり、再びライブが行なわれた。

 このイベントは、県三崎保健福祉事務所、三浦市社会福祉協議会、横須賀・三浦障害保健福祉圏域地域生活ナビゲーションセンターの共催によるもの。

 うすいさんは、寺内タケシとブルージーンズのボーカルとして全国を回った経験もあるシンガーで、一方で横浜市在住の3人の発達障害児の父親でもある。自身の子育ての中での子の成長の様子やエピソードを歌や言葉に託し、各地でトークライブを行い、同障害に対する理解を広めている。 この日も会場は来場者でほぼ満席。うすいさんの体験談や歌に笑い声が起きたり、時には涙する人もいた。

 後日うすいさんは本紙に対し「当日はたくさんの方々のご協力で手作りのすばらしいイベントになったと感じています。みなさんの思いを受けてこれからもしっかりと歌ってまいります。震災で大変な思いをしている東北の方々のことを思うと言葉がありません、胸が締め付けられる思いです。今、自分にできることを精一杯やっていきたいと思います」とのメッセージを寄せてくれた。

 うすいさんと出版社から本紙読者に著書「自閉症のきみの心をさがして」(2名様)とマキシシングルCD「ママへ」(2名様)をそれぞれプレゼント。

 希望者は、ハガキに本かCDのどちらを希望かと、〒・住所・氏名・年齢・本紙の感想を明記して、〒238-0032横須賀市平作1-12-8タウンニュース三浦編集室「うすいまさと」係へ。4月1日必着。
 

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