鶴嶺中学校出身の長倉蓮君(高校3年)が、阪神甲子園球場で行われた「第97回全国高校野球選手権大会」に東海大相模高校野球部の主将・キャッチャーとして出場。8月20日の仙台育英(宮城県)との決勝戦を10―6で制し、同校45年ぶり2度目の優勝を支えた。
決勝から一夜明けた8月21日、東海大相模高校で行われた優勝報告会で、長倉君は壇上に立ち「皆様のご声援のおかげで目標としていた日本一になり、深紅の大優勝旗を神奈川県に持ち帰ることができました。高校野球生活を最高の形で終わることができたので、これからの学校生活は、日本一をとった野球部員として、日本一の行動をしていきたいと思います」と力強く挨拶した。
恩師、両親も歓喜
小学校時代、少年野球チーム「鶴嶺ストロングボーイズ」で野球に出会った長倉君。当時ヘッドコーチを務めていた鈴木誠代表(67)は「小学生の頃から、抜群の打撃センスと肩の強さ、勝負強さがあった。真面目で、高学年からは積極的に走り込みを行うなど、見えないところで人一倍努力していたと思う。今回現地で観戦し、変わらぬ実直さを見ることができて嬉しかった」と歓喜の声を寄せた。
また、鶴嶺中時代は中学硬式野球チーム「湘南ボーイズ」に所属。同チームの田代栄次監督は「優勝の瞬間を現地で見届けたが、持ち味を生かして頑張った。各方面からの注目を受ける中、実力を発揮できて凄いと思う」と話す。
長倉君の父・伸さん(40)と母・智子さん(39)は「野球一筋の息子に、おめでとう、そしておつかれさまという気持ちです。野球を楽しみ、勝ちにこだわる強い姿勢が優勝に繋がったと思います」と話していた。
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