茅ヶ崎・寒川 文化
公開日:2026.04.03
旧和田家住宅前に庭園 造園事業者が無償整備
茅ヶ崎市の重要文化財にも指定されている「旧和田家住宅」(堤3882)の前庭にこのほど、日本庭園が整備された。
和田家は江戸時代に萩園村の村役人を務めた家柄で、この建物は11代和田清右衛門が建てたもの。1982年に市重要文化財に指定され、85年4月に民俗資料館として現在の場所に開館した。
整備は茅ヶ崎市緑化事業協同組合(清水賢一代表理事)に、茅ヶ崎造園組合(小島一雄組合長)が協力し行われた。
造園業者が多く所属する両団体では、地域貢献と若手職人への技術継承を目的に、これまでも高砂緑地の四ツ目垣を修復するなどしてきた。
今回は旧和田家住宅に至る園路を整備したほか、灯篭を設置したり、ヒメシャガやコブシなどの樹木も植えられた。
清水代表は「これだけの規模の庭園を手掛ける機会は少なくなっているので、若手にとっても良い経験になったと思う。仕事ぶりをみてこういう道に進みたいと思う子どもたちが増えてくれたらうれしい」とし、市担当者は「市民の憩いの場として親しまれているだけでなく、近年は結婚式の前撮りやドラマ、映画の撮影場所としての引き合いも多い。立派に整備していただきありがたい」と話していた。
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