駅南口 クロマツの看板を設置 寄附金で街路樹管理
平塚駅南口から国道134号に至る県道608号(平塚停車場袖ヶ浜線)にクロマツの樹名板と表示板が設置された。県民などからの寄附金で県道の街路樹を守り育てる「かながわ街路樹パートナー制度」を実施する県が手がけた。
昨年11月18日から今年1月にかけて樹名板は街路樹1本につき1万円、表示板は1基35万円で賛同者を募集したところ、個人や平塚商工会議所、県内外の企業と団体から寄附金127万円が集まった。
樹名板は南口から高浜公園前交差点までの区間にあるクロマツの幹に57枚設置。街路樹整備やクロマツについて説明する表示板は海岸寄りの歩道2カ所に立てられた。いずれの看板にも寄附者の名前とともに「白砂青松へ誘う滑走路、平塚海岸へようこそ」などのメッセージが記されている。設置期間は5年間。
2010年度に開始した同制度による樹名板と表示板はこれまで県道47号の藤沢市のケヤキ、603号の厚木市のサルスベリなどで設置された。寄附金はプレートの製作費と設置費に充てるほか、街路樹の維持管理費の一部として活用する。
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