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平塚・大磯・二宮・中井 コラム

公開日:2026.05.28

ベルマガ通信 揃わない目線 J2・J3 EAST─A第18節vsモンテディオ山形 湘南1-3山形

  • 揃わない目線 (写真1)

 優勝を目指した百年構想リーグは、開幕戦で敗戦するも、徐々に勝利を重ね、着実に順位を上げていった。指揮官は「当事者意識を持って、降格したチームとして、自信を取り戻すことを第一の目標にした」と前半戦を締めくくった。

 昨季、リーグ戦に限れば5ヵ月にわたり勝利が無く、大量失点も重ねていた湘南が、百年構想リーグでは一転して失点が減り、自信を取り戻したように見えていた。

 第8節アウェー横浜FC戦で選手に聞いた「守備で目線が揃っている」と評価した様に一定の結果を生んだのは事実だ。

 しかし、後半戦は攻撃の形が見られず、得点が遠くなり、裏を突かれては失点を重ねホームでは1勝もできなかった。

 そんな中、意地を見せてほしかった地域ラウンド最終節のアウェー山形戦は、見どころの無い試合となった。

 1失点目、ボールを奪われ、GKの位置を見た相手選手が放ったロングループシュートで試合開始早々に失点した。

 その後のシーンで印象に残っているのは、失点後に主審に詰め寄る湘南の選手たちの抗議だ。選手と同じ目線でカメラを構えた筆者にとって、何に対して抗議しているのか、理解できなかった。

「ボールロストのシーンが、ファウルなのではないか?」と指揮官が内情を明かしたが、通常のコンタクトの範囲内だろうと感じただけに、この先の試合運びに嫌な予感がした。

 その後10分に1点のペースで失点を重ね3失点。2試合続けて得点できなかった湘南に逆転の目は期待しがたい状況だった。

 後半、投入されたルーキー山口豪太選手のアイディアは、ゴールに迫るチャンスを演出し山形に脅威を与えた。試合時間が残り少なくなっても、湘南はゴールを目指し続け、渡邊啓吾選手のヘディングにより試合終了間際に得点を挙げた。

 前述した山口選手は、ゴールマウスのボールを拾い、センターサークルに運び、愚直に追加点を目指した。ルーキーが見せた姿勢に、呼応する選手が増えることに期待したい。

 J1昇格を目指し、8月から始まる明治安田J2リーグ26/27シーズンに向け、不安材料を一気に洗い出すための時期であることを切に望む。

(ベルマガ・浜地隆史)

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