大住中生考案の弁当販売 「食べて午後も元気に」
中学生の食育を目的に市教育委員会などが主催した、「自分でつくるお弁当コンテスト」で最優秀に選ばれた大住中学校生徒の弁当が、10月初旬に市販化される。18日、商品化に協力する海鮮和食家いしけん(代官町)の石川賢一さんが試作品を同校に持参し、生徒と味付けやパッケージデザインを確認した。
弁当を考案したのは、3年生の長谷川真由さん、近藤優さん、白石麻琴さん。舞茸とバターの炊き込みご飯やイワシのフライ、じゃこと小松菜の和え物などの献立を並べ、夏バテ防止をテーマにボリューム感とあっさりした味付けにこだわったという。大葉を混ぜた卵焼きはハート型にし、盛り付けに彩りを添えた。
プロが手を加えた弁当を試食した3人は「すごくおいしい」と笑顔で箸を進め、「お弁当を食べた人が、午後からも元気に頑張ってくれたら」と商品化を喜んだ。石川さんは「舞茸ご飯にバターを入れるなんて斬新」と、若い料理家のアイデアに感心していた。
販売場所はいしけんとJA湘南あさつゆ広場で、価格は680円を予定。問い合わせは市学校給食課【電話】0463・35・8119。
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