「アンネ」のバラと、世話をする樋口さん
平和の願いが込められたバラを知ってもらおうと10月11日（土）と12日（日）、のむぎ地域教育文化センター（樋口義博理事長）＝寺家町＝が「平和のバラまつり」を開催する。会場は同施設のバラ園で、時間は午前10時から（12日は午後３時まで）。鉢植え販売などが行われるほか、11日は午後２時と６時にライブ、５時30分からは灯篭が点灯される。入場は運営カンパとして一人１００円。ライブは５００円で、灯篭を点灯する場合は３００円が必要。
同園に咲くバラは「カズエ」や「アンネ」、「ピース」という品種で、平和への願いが込められている。「カズエ」は37年前に荏田北で起きた米軍機墜落事故で亡くなった林和枝さんの父親がつくったもの。「２度と悲劇を繰り返さないように」との思いで生まれた。「アンネ」はアンネ・フランクを偲びベルギーでつくられた。
樋口理事長は「集団的自衛権の行使容認が閣議決定されるなど平和に危機感を感じるが、未来に希望を紡ぐためにも平和への思いを広げていきたい」と話す。
詳細・問い合わせは同施設【電話】９６１・６６９６へ。
「カズエ」のバラ
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