桐蔭学園は５月18日、ＮＡＳＡの元宇宙飛行士、ジョン・Ａ・マクブライド氏＝写真＝を招き、講演会を開催した。
講演会はキャリア教育の一環として中学校の男子部・女子部の２年生と３年生、中等教育学校の２年生と３年生の約１０００人が参加。宇宙に限らず自分の興味があることに対して、主体的な学びへとつなげることが目的だ。
マクブライド氏は海軍飛行士を経てＮＡＳＡのパイロットとなり、１９８４年にスペースシャトル・チャレンジャーのパイロットとして各種任務に就いた経験を持つ。当日は宇宙飛行士になるまでの経緯や宇宙飛行士として学んだことなどを生徒たちに説明した。講演は通訳があったものの、すべて英語。生徒は真剣な様子で聞いていた。
マクブライド氏は生徒に対して「将来何がしたいか考えて」とメッセージを送り、夢に向かって努力することの大切さを訴えたほか、「この中から将来火星に行く人が出てくるかもしれない」と期待を込めていた。
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