おばあちゃん先生の子育てコラム 第7回「おにぎりの知恵」
みなさん、今年の夏休みはどのように過ごされましたか?「コロナでどこにも行けなくて、つまらなかった」というご家庭も多かったかもしれませんね。じゃあ、こんな時なので家族一緒に楽しめる簡単なクッキングとして、「おにぎりの知恵」を大公開します。
もみじ保育園では、おやつの時間におにぎりが出ることがあります。でもこのおにぎり、握られていません。ビニール袋にご飯だけ入っていて、子どもたちが丸や三角、俵型など好きな形に握ります。これなら食卓はもちろん、公園でもできますし、お父さんやお母さん、みんな違う形にできあがります。互いの形を見て会話も弾みますね。
園では丹沢の大山に遠足に行きますが、ここでもこのおにぎりは大人気。山の中腹の茶屋でご飯を用意してもらい、山登りのあとに食べるおにぎりは格別です。今年はコロナ禍で行けていませんが、毎日のお散歩で高台から大山を見つけ「早く遠足行って、〇〇したいね」とみんなで想像を膨らませています。
実はこの想像するという行為も子どもの成長にとってとても大切なことで、相手を思いやる気持ちも育みます。あれもできない、これもできないと悲観するのではなく、お子さんと一緒に「コロナが落ち着いたら〇〇したいね」など、楽しい想像をたくさんしてみてくださいね。 (つづく)
|
|
|
|
|
|
|
<PR>