おばあちゃん先生の子育てコラム 第42回「そうだったんだネ」と共感
朝8時半、昔は朝礼と言っていましたが、今は朝の会が始まります。整列したら、ラジオ体操?それともダンスのパプリカ?いえいえ!ボヨヨ〜ン体操です。ボヨヨ〜ンと身体をまりのように弾ませてジャンプ。皆口々に「ボヨヨ〜ン」と言って笑顔いっぱいです。
次は私の出番。「♪ポカポカ春がやって来てぇ〜つぼみもみーんなふくらんでぇ〜ニコニコ笑顔で言いましたぁ〜もう春ですヨ!春ですヨォー♪」と歌って、指さした梅の木に...お花!「一、二、三」と皆が数え始めました。いつもより早い春を感じながら。そうしたら、「まだ2月ですヨ!」とばかりに雪予報に少々ガックリ。
来週の朝の会には園児と一緒に「♪春よ来い!早く来い!歩き始めたみいちゃんが赤い鼻緒のじょじょはいて、おんもへ出たいと待っているぅ♪」とやけっぱちで歌おうかしら。ころころ変わる今年の2月は春?冬?どっちなの?子ども心と同じ「今泣いたカラスがもう笑う」のが子どもなのです。まつ毛の涙が乾かず濡れているのに、笑う子を優しくあやして心の底から...いいえ、口先だけでもいいから(!?)子どもたちに「共感」してみましょう。「そうなの〜」「そうだったんだネ〜」の言葉を添えて共感してみましょう。正しい事を教える前に、まずは共感、寄り添って。まだまだ小さい幼子ですから。(つづく)
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