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公開日:2026.08.13
美しが丘盆踊り大会 50年の歴史、初の9月開催 酷暑避け安全を優先
美しが丘連合自治会(辺見真智子会長)が主催する「美しが丘盆踊り大会」が今年、半世紀以上の歴史で初となる9月開催へと舵を切った。近年の酷暑から参加者や運営の安全を守るための決断で、今秋の開催に向け熱のこもった練習が続いている。
1969年の結成翌年、東急百貨店が建設される前の空き地で産声を上げた同自治会の盆踊り大会。15年ほど前からは、近隣の商店街などが主催する7月の風物詩「たまプラーザサマーフェスティバル」と同期間内に開催してきた。夏休みの集客効果が高く、遠方の私立校へ通う子どもたちにとっては「同窓会」のような貴重な役割も果たしていたが、近年の猛暑化が大きな壁となった。
自治会ではこれまでも十分な水分補給や休憩の確保など熱中症対策を徹底してきたが、一般来場者の間で熱中症リスクが高まる現状を受け、辺見会長は安全を最優先に9月末への延期を決断。「自治会の高齢化が進む中、酷暑下での設営作業や当日の運営負担を減らすことにもつながる。まずはトライアルとして、秋の開催に挑みたい」と話す。
練習会も大盛況
開催時期変更の知らせは、思いがけない反響を呼んでいる。コロナ禍を経て再開された練習会は今年で4年目を迎えるが、参加応募は昨年の約40人を大きく上回る60人超を記録。「涼しい9月なら参加しやすい」「浴衣を着て踊りたい」と世代を超えた住民が集まっている。
8月1日に行われた練習会では、和気あいあいとした雰囲気の中で熱心な稽古が繰り広げられた。参加した美しが丘在住の元石智美さん(53)は「年々暑さが厳しくなっているので、9月開催は動きやすくて良いと思う。年に一度、地域の方と集まるのが毎年の楽しみです」と笑顔を見せる。
講師の大曽根房恵さん(85・元石川町)も「花火音頭をはじめ、素晴らしい仕上がり。見る人も踊る人も、安全に楽しんでほしい」と太鼓判を押す。
流行曲も取り入れ
伝統的な『青葉音頭』や『炭坑節』に加え、若い世代を引き付ける工夫も欠かさない。コロナ明けに導入した『マツケンサンバ』が大好評を博し、昨年は『Bling─Bang─Bang─Born』の盆踊りバージョンで会場を沸かせた。今年はアップテンポで難易度の高い『カリスマックス』に挑戦中だ。
辺見会長は「夏休みではなくなるが、盆踊りはまちの皆が集まる伝統行事。子どもたちの記憶に残る『夏の思い出』、地域のつながりを育む場であり続けたい」と期待を寄せる。
今年は9月26・27日
盆踊り大会は、9月26日(土)・27日(日)に美しが丘公園多目的広場で開催される。時間は両日とも午後4時30分から8時まで。吹奏楽部の演奏や和太鼓、紙芝居なども予定されている。
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