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公開日:2026.08.13

市ケ尾鶴蒔公園 地域照らすヒマワリ植栽 140株 見頃は8月中

  • シロタエヒマワリの前で笑顔を見せる同愛護会のメンバーと地域住民

    シロタエヒマワリの前で笑顔を見せる同愛護会のメンバーと地域住民

 市ケ尾鶴蒔公園で、同公園愛護会(須網冨士男会長)が育てた140株のシロタエヒマワリが見頃を迎えている。昨年は5株で試行し、今年は規模を拡大。花々が園内を彩るだけでなく、地域の防犯にも役立っている。見頃は8月中で、10月末まで楽しめるという。

 シロタエヒマワリの苗は、青葉土木事務所を通して美しが丘大坪公園愛護会から譲り受けたもの。8月2日には、愛護会の会員約30人に感謝を込めて2輪ずつ配布され、喜びを分かち合った。

土掘り起こしから

 最初の作業である土作りは、一筋縄ではいかなかったという。今年は4月下旬から会員ら15人程が集まり、3日間かけて固まった土を掘り起こした。この粘り強い作業が、シロタエヒマワリを支える豊かな土壌を生み出した。

 ヒマワリは本来、水やりを必要とせず育てやすい植物とされる。しかし同会では、葉を丁寧に剪定して風通しを良くするなど、日々きめ細やかな手入れを欠かさない。今年は苗を50センチ間隔で植えたものの、成長とともに密集してしまったため、「来年は植える本数を少し調整し、より伸びやかに育てたい」と早くも来年に向けた改善を見据える。

暗い公園が一変

 須網会長は「以前の公園は、花もなく薄暗い印象があった」と振り返る。2022年には、高さ25メートルのヒマラヤスギ120本を伐採したことで、園内に光が差し込むようになり、防犯面でも大きな安心感が生まれた。さらに23年には、ベンチに日よけを設置するなど、環境整備を進めてきた。

多世代集う場へ

 現在、同公園には毎日のように近隣の5つの保育園から園児が遊びに訪れ、休日には家族連れが憩う場となっている。冬はダリアやスイセン、春は桜やジャーマンアイリスと、年間を通して「花を切らさない公園づくり」に力を注ぐ。

 こうした活動の背景には、子どもから高齢者まで誰もが安心して集える場所にしたいという愛護会の強い想いがある。

 一方で、悩みの種となっているのがゴミのポイ捨てだ。公園がきれいに整備されても、ゴミを捨てる人が後を絶たない。愛護会は、地域に愛される誇りある公園を目指し、花々と公園を見守り続けている。

 今回、各愛護会の橋渡し役となった青葉土木事務所公園愛護会コーディネーターの永井万里さんは、「市ヶ尾鶴蒔公園愛護会のみなさんが一生懸命取り組まれて、素晴らしい花が咲き誇った。シロタエヒマワリは強くて元気なので、区内の保木公園など数カ所の公園にも配らせて頂いている。こうした輪がどんどん広がっていけばうれしい」と喜んだ。

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