緑区社会福祉協議会の事業で使われるロゴマークをこのほど、白山高校美術科3年生の青山美結さんがデザインした。
同協議会が昨年から始めた生活困窮者などへの「食」を通じた生活支援事業(通称:ぺこぺこネットワーク)。食を通じて、人が元気になり、人と人が地域でつながっていくことを目指しているという。
同事業のPRのためにロゴマークの作成を白山高校へ依頼。同校の1、2年生の美術科の生徒がロゴマークの案を出し合った。68点の作品の中から、WEBでの投票などを経て、青山さんの作品が使用されることとなった。青山さんは「一人では、食事を楽しむことはできない。みんなで食事を楽しんだ時のことを思い出しながら考えた」と振り返った。
つながりを表現するために手をつないでいるデザインを下部分に。「温かい心を大切にしてほしい」との思いからハートを女の子が持っているイラストを描いた。
同協議会の小野広久事務局長は「温かみがあり、事業のイメージにぴったり。可愛らしく親しみやすい点も魅力的だ。本当に一生懸命デザインしてくれた」と感謝の言葉を口にした。
青山さんは「様々な場所で使われるマークなので、ぱっと見てわかりやすいように仕上げた。自分のデザインがたくさんの場所で活用される機会を得たことは本当にうれしい」と満面の笑顔を見せた。
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