グリーン音楽フェスティバルを主催する(一社)日本音楽技術協会の代表理事の 有坂 尚純さん(本名:高橋陽知) 三保町在住 59歳
レノンの「愛と平和」を胸に
○…「心無い演奏ではだめ。音楽には演奏者本人の情熱や元気が必要。聴き手はそのパッションに感動するのですから」。代表理事を務める(一社)日本音楽技術協会は昨年から年に数回「グリーン音楽フェスティバル」を主催している。「出演者自身が楽しく演奏することで心も体も癒され、その結果、聴いている人が勇気や元気をもらえるイベントにしたい」との思いで企画したという。
○…栃木県那須塩原市(旧黒磯市)出身。小学生の頃、姉の影響でエレクトーンを独学で始め、中学時代は自宅でよくビートルズの『Let It Be』などを弾いていた。弾きながらコード理論について次々と発見があり「曲ってこうやってできているのか」とのめり込んだ。ジョン・レノンが唱えた「愛と平和」の思いは、いまも心を掴んで離さないという。高校では吹奏楽部でドラムやベースを担当。2年生の時には関東吹奏楽コンテストで金賞に輝いた。
○…青山学院大学卒業後は大手製薬会社に入社。「営業で運転する車の中で好きな曲を掛けて癒され、元気をもらっていた」と懐古する。仕事を続けながら作曲活動などにも精力的に取り組み、2000年には自身が手掛けた交響曲が、音楽を共有する米国のウェブサイトで全世界チャート2位を記録。実力の高さを世界に示した。
○…30年ほど製薬業界を経験する中「いつか音楽に特化した仕事をしたい」。その熱意から53歳で同協会を設立。現在はプロ認定事業などで音楽家たちの活動を支えている。一人息子を育てるため、緑区に移住して15年ほど。「子育てにとても良い環境」との実感がある。将来は「音楽やダンスができる施設『音色神社』を造りたい」。「愛と平和」の願いを礎に。
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