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緑区 文化

公開日:2026.10.22

歴史や裏話を語る 名ジャズ誌のトークイベントで

  • 表紙パネルを解説する小針氏(右)と三村氏

    表紙パネルを解説する小針氏(右)と三村氏

 長津田のみどりアートパークで10月18日まで「スイングジャーナル展」が開催された。12日には関連企画である「トーク・イベント&ナビ・ツアー」が行われ、会場には約40人が集まった。参加者たちは日本のジャズシーンをけん引した専門誌の歩みと歴史の裏話に耳を傾けた。

 登壇したのは、元『スイングジャーナル』副編集長の三村慎司氏と、横浜JAZZ協会副理事長の小針俊郎氏の両氏。

 トークでは、年代順に並んだ表紙のパネルなどから読み解くジャズの流行や歴史の変遷が語られた。小針氏は「終戦まで欧米文化は禁忌だった。戦後、ジャズやダンスといったアメリカの娯楽が入ってきて、日本人の心に育っていった時代だった」と回顧。当初はボーカリストの表紙や、男女が組んで踊るためのステップ解説などが中心だったが、のちにインストゥルメンタルの奏者が表紙を飾るようになったことに触れ、「ここから急にモダンジャズの雑誌へと変換が起きている。雑誌が時代の変化に敏感に反応していた」と解説した。

 三村氏は編集時代の貴重な体験や、かつて同誌で使われていたモダンなロゴデザインが現代の飲食店などで再び使われている現象に触れ、「『昭和的にかっこいい』と戻ってきている」とその文化的な流行を指摘した。

 さらに、同誌が連載していたアルバム評価や各賞が、当時のレコードの売上やミュージシャンの名誉を左右するほど権威を持っていたという話も披露され、参加者たちは貴重な話に興味を惹かれていた。

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