市立駒林小学校(西尾武泰校長)で5月30日、全校児童と教職員によるバルーンリリースが行われ、児童らの思いをのせた風船が大空を彩った。
創立50周年を迎え、様々な取組みが企画されている同校。この日は周年行事として航空写真の撮影があり、バルーンリリースは撮影後の時間を利用し、同校と50周年実行委員会(平川昌俊実行委員長)が企画した。
ドローンによる航空写真や集合写真の撮影を終えた児童一人一人に手渡されたのは、赤や黄色、水色など色とりどりの風船。掛け声に合わせて児童らが一斉に手を離すと、風船は空高く舞い上がった。児童は、次第に小さくなっていく風船をいつまでも見つめ、時折手を振るなどしていた。
バルーンリリースは、今年度の周年行事のスタートでもあり、企画を成功させようと、同校児童の保護者で構成される約50人のおたすけ隊も集まった。
「主役はこどもたち。100周年に向け、学校について語れる思い出になれば」と願いを込めたのは平川実行委員長。西尾校長は「(企画の成功に)実行委員会やおたすけ隊の方々に感謝したい。今年度スタートのイベントを景気よくやりたかった。子どもたちも楽しみにしていた様子だった」と、空を見上げる子どもたちの姿に目を細めていた。
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