神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2024年12月12日 エリアトップへ

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした 市原 淳さん 中区在住 54歳

公開:2024年12月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
市原 淳さん

憧れの横浜で「楽しい」を形に

 ○…プレイルームの壁紙や家具に明るいタッチで船やカモメ、魚などを描いた。さまざまな親子が利用する施設のリニューアルにあたり、横浜をイメージした上で「明るく、楽しい場所になるよう、不快感を与えないこと」を心がけた。施設のリニューアルは初の体験だったが、「とても楽しかったのでまたやりたい」と意気込む。

 ○…陶芸が盛んな愛知県常滑市の出身。7歳の時に叔母が陶芸家と結婚。工房へ遊びに行き、ラフな服装や時間の使い方が自由な仕事ぶりを目の当たりにし、「遊んでいるみたいで、楽しそうな仕事だな」と陶芸家や画家に興味を持った。

 ○…大阪芸術大学でイラストレーションを学び、その後にデザイン会社に就職したが、作業的な仕事に満足できず、1年で退社。フリーランスのイラストレーターとして仕事を得ようと、自身の作品をまとめたファイルを持って出版社を20社以上訪問。徐々に認められ、2009年にテレビアニメ化された絵本『ポペッツタウン』、17年には「赤ちゃんが泣きやむ絵本」として話題になった『もいもい』を世に出し、絵本作家としても世界中から評価されるようになった。

 ○…04年から中区に住む。東京でも物件を探したが、山手で港を眺めながら描き続けたイラストレーター・柳原良平さんへの憧れが転居の決め手となった。「横浜は景色がいいので、散歩するのが気持ちがいい」と話し、1日おきのジョギングや絵本作家仲間とのフットサルで汗を流す。アメリカのバンド「スパークス」にほれ込み、自主的に送った企画書が本人たちに気に入られ、公式ツアーグッズを制作・販売した。「音楽関係の仕事もやりたい」と意欲を見せ、横浜から活動の幅を広げていく。

港北区版の人物風土記最新6

蔵屋 美香さん

2月に全館リニューアルオープンする横浜美術館の館長を務める

蔵屋 美香さん

西区在勤

1月16日

野本 優菜さん

二十歳の市民を祝うつどい実行委員会の委員長を務める

野本 優菜さん

保土ケ谷区在住 20歳

1月9日

アホマイルド坂本さん(本名:坂本 雅仁)

武相高校出身、神奈川の「よしもと住みます芸人」で、県の非常勤職員として街を盛り上げる

アホマイルド坂本さん(本名:坂本 雅仁)

中区在住 46歳

12月19日

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

12月12日

鈴木 智香子さん

NPO法人街カフェ大倉山ミエルの理事長で、多世代のコミュニティーづくりを行う

鈴木 智香子さん

大倉山在住 63歳

12月5日

トニー・グッピーさん

トリニダード・トバゴ共和国出身のスティールパン奏者

トニー・グッピーさん

大倉山在住

11月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月9日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook