都筑区 人物風土記
公開日:2014.02.20
第4回地域再生大賞で優秀賞を受賞した日本ナポリタン学会会長
田中 健介さん
南区在住 37歳
横浜と食を愛する風雲児
○…「『ナポリタン学会のお陰で、横浜が一層面白い街になったね』と、言って貰えたらとても嬉しい」と悪戯っぽく笑う。地域活性化に取り組む団体を支援しようと、全国の地方新聞社46社と共同通信社が立ち上げた「地域再生大賞」。その第4回、表彰式が今月7日に東京都内で行われ、日本ナポリタン学会が優秀賞を受賞した。
○…同会は横浜開港150周年の2009年に横浜有志市民が結成した任意団体。横浜ゆかりの洋食文化継承と新商品開発などで地域の再生、活性化を目指し活動をしている。「地域再生は重要テーマだと思うが、発足当時はナポリタンが好きで、『面白そう』というノリが大きかった」と当時を振り返る。現在は約40人で横浜を中心に活動中。ナポリタンが美味しいお店を探し認定店舗として紹介、イベント企画などを行う。都筑区内にある「都筑亭」は認定第1号店だ。「昔ながらの喫茶店や洋食屋さんが減ってきて、とても残念。認定することでサポートしていけたら…なんて考えている」と話す。
○…最初に就職した福祉関係の仕事で、高齢者と接するうちに食の大切さを痛感し転職。現在は区内にあるベーグル工場の責任者として働いている。ナポリタンに限らず「食」への思い入れは深い。プライベートでは2歳になる娘のパパ。エプロンをつけ「将来ナポリタン学会の会長になる」と話しているという。「小さな夢ですよね」と笑う姿は、満更でもない様子。自身が子どもの頃は「人と違うことをしたがった」と話し、その開拓精神は大人になった今も息づいている。
○…食に携わるうちに農業の大切さも感じ、地元横浜産の食材にも注目中。「『地産地消』なんて、カッコイイ言葉でくくりたくはない。ただ横浜をもっと元気な街にしたい」と少年のような瞳で話す。横浜と食を深く愛する風雲児の革命は、まだまだ序章に過ぎないようだ。
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