コロナ禍でも障害者の雇用を守る合同会社源八の代表 斉藤 俊文さん 仲町台在勤 52歳
縁繋いで社会に貢献
○…経営する飲食店が開業から20年が過ぎ、「何か自分にできないだろうか」と思い、仲町台に障害者の仕事をサポートする就労支援施設A型の「なかまちの里」を2019年に開業した。コロナ禍でおよそ8割の就労支援施設が赤字といわれる中で、黒字経営を続けている。「障害者と健常者は作業にあたりそんなに差があるわけではない。偏見をなくし一人一人が安心して長く働ける環境を作っていきたい」
○…現在11人の障害者が働く。1日に約300食の弁当を作り、1カ月で8万円〜11万円の収入を得ている。「作業工程を細分化し得意なことを担当できるようにしている」というのが黒字経営の秘訣だ。発注が少しでも増えるよう弁当は1つでも配達する。「丁寧な作業で仕上がりが綺麗。お客様からも喜ばれるよ」と微笑む。
○…新卒で勤めた会社を辞め、26歳で友人と貿易会社を起業した。暫くすると騙されていたことがわかり一文無しに。「無鉄砲だったね。でもこの失敗で恐怖感がなくなったよ」。それからアルバイトに励み、28歳で仲町台に居酒屋「源八」を開業した。友人に声をかけられ、川崎市の区役所で食堂事業も行うなど幅広く事業を展開する。休みなく忙しい日々だが「人との出会いや縁を大切にしているよ。求められていることに意味があるんじゃないかな」。
○…従業員との関わり方に悩むこともある。「僕は素人だからね。トライアンドエラーを繰り返しながら理解し合いたい」と前を向く。コロナ禍で飲食店は休業を余儀なくされたが、事業所は動かし続けた。「人を雇う責任は大きいがそれ以上の喜びがある。これからは仕事の種類を増やし多くの人を雇えたら」とトレードマークのハチマキを引締める。
|
|
|
|
|
加賀原地域ケアプラザ“つながりをはぐくむ” 住み慣れたこの町で、世代を問わずどなたでも。 https://www.nakagawa-tokushokai.com/main/office/kagahara.html |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
横浜市新型コロナワクチン情報4回目接種対象は60歳以上の方全員と18〜59歳の基礎疾患がある方等です https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-portal/ |
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
川和町駅周辺西地区土地区画整理コンパクトシティを掲げみどり豊かな「横浜川和の里」を目指します |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
2022年4月14日号