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公開日:2026.07.30

断熱材で教室を涼しく 瓜生小学校で猛暑対策

  • 水色の断熱フィルムを貼っていく参加者ら

    水色の断熱フィルムを貼っていく参加者ら

 多摩市立瓜生小学校の教室の温度を下げようと、保護者らによる窓断熱フィルム設置活動が7月2日、同小全学年の教室で行われた。猛暑から児童を守ることや参加した人たちが自宅で実践してもらい、省エネ活動が広まることが目的。

 市内小中学校で取り組んでいるESD(持続可能な開発のため教育)に携わり、年末には聖蹟桜ヶ丘駅前の再生可能エネルギー発電によるイルミネーション点灯などを指導している小林昭一さんをはじめ、おやじの会やPTAなどの保護者と地域住民、一般社団法人多摩循環型エネルギー協会のメンバーなど15人が当日の活動に参加した。

 昨年、6年生の総合的学習の時間で日よけシェードや窓断熱フィルムの効果を検証した際、断熱フィルムのありなしで教室内の温度が最大で3・1度低くなることが分かったことがきっかけ。また、同じ実験をした多摩第二小学校ではエアコンの設定温度が4度上がった。この結果を受けて、授業を指導した小林さんが、全教室に断熱フィルムを貼ることを瓜生小の池田泰章校長や保護者に提案したという。

 断熱フィルムの購入費は創立30周年記念事業として集めた保護者や地域住民の寄付から捻出した。参加者は、すでに設置が完了している5年生の教室を除き、1年生から6年生までの全教室の窓に断熱フィルムを貼っていった。

 小林さんは「気候非常事態宣言を発出している多摩市の市民が少しでもCO2を削減するために自宅で断熱、遮熱を行ってエアコンの設定温度を高めにする省エネ生活のきっかけになれば」とコメント。また、すでに設置が進んでいる多摩第二小学校と今回の瓜生小学校以外の小学校にも教室断熱の活動が広がることを期待している。

国連広報に2校が参加

 小林さんによると、これまでの子どもたちの取り組みが評価され、国連広報センターの気候変動キャンペーン動画に両校の児童が出演しているという。

 キャンペーン期間は2026年6月25日から12月31日までで、キャンペーンに参加する136のメディアが公式SNSやウェブサイト、イベントなどの場でメッセージを発信していく。

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