都筑区 教育
公開日:2026.07.23
都田西小学校6年1組 地域福祉学び 防災の力に 都筑区職員が出前授業
都田西小学校(井上強校長)6年1組の教室で7月15日、都筑区福祉保健課や総務課の職員が講師を務め、防災や地域福祉などについて児童たちに伝える出前授業が行われた。
同クラスの担任教諭によると、6年1組の子どもたちは今年度、総合的な学習の時間を活用し、防災をテーマに学びを深めている。「地域に恩返しをして卒業しよう」との思いのもと、「地域で困っていることを解決するにはどうすればよいか」について考えた子どもたち。防災について学習を進め、「人に助けてもらうだけでなく、自分でも地域のために動けるようにしよう」などの思いから、このテーマを設定したという。
助け合うためには
この日は防災や地域福祉などについて伝える講師として招かれた区職員らに加え、佐々田賢一区長も来校。同クラスの児童約30人が講師の話を真剣に聞き、グループワークに取り組む様子などを見守った。
授業の中で、区福祉保健課の職員は「みんなは大きな地震を体験したことはある?私は東日本大震災のとき、すごく揺れて怖かった」と自身の経験を紹介。計画停電が実施される場合についても紹介し、「災害のときは、お父さん、お母さんに連絡がつかないことも起こり得るということを覚えておいてください」と呼び掛けた。
また「『地域福祉』っていう言葉を、ぜひ覚えてほしい」と区職員。万が一のときに地域の人たちと助け合える関係を日頃から築くことの大切さを伝え、「近所付き合いは自分や家族を助けることにつながる」と子どもたちに話した。
グループワークでは、児童らは7グループに分かれ、「自分自身にできること」などを話し合って発表。「夏祭りや地域の清掃に参加して、いろいろな人と交流するようにしたい」「体育館に避難したら一日をどう過ごすのか、体験しておきたい」などの意見のほか、災害時に困っている外国人らを助けるため「外国の人と話せるように英語を覚えたい」と発表したグループもあった。
このほか、区職員の案内で、同校敷地内にある横浜市防災備蓄庫を見学した子どもたち。「なかなか知れないことを細かく教えてもらえて、貴重な体験ができた」と話していた。
佐々田区長は「地域には高齢者や外国人、障害のある人など、いろんな人が住んでいます。みんなも地域の一員です」と児童に語り、「災害のときにみんなで助け合える関係をつくっておくことが大切です」と呼び掛けた。また「地域にどういう人が住んでいるのか、実例をもって気付いてもらえて良かった」と話した。
井上校長は「児童にとって、自分たちが調べて発表したことを、これからどう実践していけるかが大事」と語った。
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