市政報告【9】 新年度予算案、公明党の主張が実現へ 横浜市会議員 久保かずひろ
横浜市令和2年度の予算案が発表されました。私や公明党が主張してきたことが数多く反映されており、その一部を紹介致します。
●子育て支援
公明党市議団は、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援として「子育て世代包括支援センター」の機能充実を訴えてきました。中でも母子健康手帳交付時の面接・相談や、個々の状況に適した情報提供などを実施し、産前・産後の支援充実を図る「母子保健コーディネーター」の配置拡充を要望し、新規7区含む全18区の配置が盛り込まれました。
●安心の高齢者支援
超高齢社会を迎え、認知症に関する相談や認知症の状態に応じた切れ目のない地域医療を受けられる体制を早急に整えるため、「認知症疾患医療センター」を現行の4カ所(鶴見・金沢・戸塚・ 港北)から横浜市全体を網羅した2区1カ所体制で計9カ所とする予算案が盛り込まれました。これにより認知症の予防、早期発見と適切な対応が期待されます。引き続き、全18区への整備も求めて参ります。
●教育環境の充実
学校の建て替えや空調設備の更新、学校体育館への空調設備の設置が推進されます。また、児童が任意で参加する「特設クラブ」であるマーチングバンドや合唱などの活動は、「部活動ガイドライン」に準拠した要件を満たす場合、全国大会の遠征費用の支援が実施されます。
●防災・減災
昨年の台風被害への対応では様々な復旧事業や対策、防災スピーカーの増設、高潮・洪水ハザードマップの更新・作成などが行われます。また、境川の浸水対策として瀬谷区内の雨水幹線等の整備を行う瀬谷支線工事も盛り込まれました。
●新たな交通の導入
旧上瀬谷通信施設の整備には、私が議会で要望した相鉄瀬谷駅を起点とした新たな交通(新交通システム等)の設計等も行われます。引き続き、利便性のある公共交通を進めて参ります!
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