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全国初 リストが中古売買を支援 中古戸建ての検査と5年保証
不動産会社「いい物件リスト」がこのほど、同社の専任・専属専任媒介の全ての中古戸建て物件(*)において、売却前の検査と、売却後5年間雨漏りなどの瑕疵保証をする「既存住宅瑕疵保証制度」を導入した。
不動産仲介会社が前記のように媒介契約の中古戸建て物件全てに対して、無料で事前検査を実施し、保証するのは全国で初めての取り組み。
一般的な売主の瑕疵責任
同社によると、一般的な売主の瑕疵責任は、保証期間が3ヵ月間と短い。また、売買前に住宅を検査する義務がないため、検査費用が約10万円と高額なこともあり、売却前に住宅の状態検査をしない売主がほとんどという。
通常の瑕疵責任をつけている場合、売却から3ヵ月以内に住宅の欠陥が見つかった時は売主が修理代を出さなければならず、3ヵ月を過ぎてから住宅の欠陥が見つかった時は、買主が自費で修理をすることになる。
安心の中古売買を
同社が導入した制度は、検査費や5年間保険加入の費用を同社が負担するもの。
売主にとっては、検査によって万一不具合が見つかっても、その後の対応方法などプロのアドバイスが受けられて心強い。雨漏りだけでなく、給排水管路、電気配線、ガス管などに保険で対応できる(1000万円まで)ため、安心して売却できるメリットがある。
「買主様、売主様の双方が安心し、安全に取引できる仲介を目指して制度を導入しました。売買前に住宅の状態を理解することはとても大切です。中古物件の売買をご検討の方はお気軽にご相談ください」と同社。
(*)対象物件は新耐震基準(1981年6月1日以降の確認申請)物件。
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