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戸塚区・泉区 人物風土記

公開日:2015.10.29

戸塚区演奏家協会代表を務め、演奏会等を通して音楽の魅力を伝え続ける
吉府 充希子さん
上倉田町在住 49歳

歌うことは表現すること

 ○…今年で発足24年目を迎える戸塚区演奏家協会の会員は約60人。「オーディションを通過し、戸塚を元気にしようと集まった人たち。みな実力派揃い」と会の紹介をする。来年の2月にはシンプルに音楽を楽しんでもらうための演奏会「戸塚音(とつかのん)」、また同年9月には地元を題材にした「ホット&ハートフル オペラ〜まさかりが淵〜」を予定。「地元を題材にしたオペラなので特に気合いが入っている」

 ○…岡山県の倉敷で生まれ育つ。母親の影響からか小さいころからクラシックが好きで、ピアノを習っていた。高校生の時に「音大に進学したい」と母やピアノの講師に思いを打ち明けたところ、「歌で目指してみたら」とアドバイスを受けたが、「人前に出る事が嫌いで、ましてや人前で歌うなんて…」との葛藤もあった。努力を重ね京都市芸術大学を卒業。同大学院を修了し、フランス音楽コンクール声楽部門入選「フランス総領賞」を受賞。大阪国際音楽コンクール声楽部門一般の部第3位入賞など輝かしい受賞実績を誇る。結婚をして、「夫の転勤を機に15年前に戸塚に住み始めた」と当時を振り返る。

 ○…趣味は料理。食べることも作ることも好き。「今までおいしいと言われた料理は、ほうれん草とハムのキッシュ、お好み焼き、肉じゃが。週末になると夫と高校生と中学生の娘と、みんなで食事をする」と笑みがこぼれる。好きな言葉は「今ある場所で咲きなさい」と、高校生の時にシスターに言われた「女らしく、高校生らしくではなく、あなたらしく」。

 ○…「歌は大きな声を出すことだけではない。言葉や行間があり、表現すること。子育てなどで苦悩し、そこから見出したことも多かった」と当時の心境を吐露。「お客様が喜んでくれるのが何よりも励み。多くの方々にコンサートを見に来て戸塚でもこんな音楽を聞けるんだと思っていただけたら」

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